【知られていないけど、面白い企業を探せ!!!】第1回 エンジニアリング会社って何だ??

 「エンジニアリング会社」と言っても実際に何をやっている会社なのかわからない学生が多いのではないだろうか? プラントを作っている会社? でっかい事をやっている会社? 海外に行ってそう? その推測はどれも当たっているが、もっと深い部分を知りたいと思い、そんなエンジニアリング会社の一つである三菱化学エンジニアリング(MEC)総務人事部の笹部雅史氏を訪ねた。
 技術というのは夢と現実の両方の側面があると思う。大学の研究室や研究所では日々新しいアイデアが生まれている。これらは夢のあるものだ。二足歩行ロボット、ロケット、皆夢から生まれた。
しかしどんなに素晴らしいアイデアも世に出るにはビジネスにならなければならない。生産する会社が赤字で潰れてしまっては成り立たないのだ。
 その夢から生まれた技術を選別し、時には時代に合うように修正をして世に出しているのがMECである。夢と現実世界の架け橋を担っているように感じた。
 世界中で生まれては消えを繰り返す様々な技術を集め、多くの選択肢の中からチャレンジをしてみるのか、堅実に行くのか―世の中の流れを感じ、ベストな案を顧客に提案する。必要であればパイロットプラントを作り検証をする―。そこには新しい技術を考えるロマンもあるが、「どのようにスケールアップしていくのか、どう技術を活かして行くのか。量産するロマンもある」と笹部さんは言う。
 そう聞くと、ではビジネスになる技術をただ取り入れているのかと思ってしまうが、決してそうではない。MECは「未来形エンジニアリング」と称し「環境」、「健康」、「快適」という新しい領域に力を入れている。それも「企業は人の暮らしを豊かにする」と言う理念に基づいてだ。このようなバランス感覚を持った企業に世の中への窓口でいて欲しいと感じた。

■取材■
東京大学/小谷